2020年7月6日月曜日

国選定・重要伝統的建造物群保存地区-たつの市

国選定・重要伝統的建造物群保存地区とは

1975年(昭和50年)の文化財保護法の改正によって伝統的建造物群保存地区が制度され、城下町・宿場町・門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになった。市町村は、伝統的建造物群保存地区を決定し、地区内の保存事業を計画的に進めるため、保存条例に基づき保存活用計画を策定。国は市町村からの申出を受けて、我が国にとって価値が高いと判断したものを重要伝統的建造物群保存地区に選定している。
2019年(令和元年)12月23日現在、重要伝統的建造物群保存地区は、100市町村・120地区、合計面積約3,960.2haある。

国選定・重要伝統的建造物群保存地区
たつの市

龍野伝建地区は、16世紀末までに龍野城下に形成され、近世以降、醤油醸造の一大産地に発展した町であり、江戸時代に形成された町割りを残すとともに、軒が低く大壁造の古式な町家や醸造等に関わる重厚な土蔵等がよく残り、中世を起源とする西播磨の城下町としての歴史的風致が高く評価されました。
保存地区の範囲は、たつの市龍野町大手の全域、門の外、上川原、旭町、水神町、下川原、立町、本町、川原町、上霞城の各一部の15.9ha


2020年7月5日日曜日

「日本第一」の塩を産したまち・播州赤穂

「日本第一」の塩を産したまち
播州赤穂

旧日本専売公社赤穂支局
赤穂市立民俗資料館
赤穂市立海洋科学館・塩の国
赤穂市立美術工芸館田淵記念館
江戸時代、システマティックな入浜塩田による塩づくりが確立された播州赤穂。瀬戸内の穏やかな海と気候に抱かれ、千種川が中国山地からもたらした良質の砂からできた広大な干潟は、入浜塩田の開発に適していた。その製塩技術は、瀬戸内海沿岸に広がり、市場を席巻するまでに成長した。中でも赤穂の塩は、国内きってのブランドとして名を馳せ、赤穂に多彩な恵みをもたらした。このまちには瀬戸内海から生み出される塩とともに歩んできた歴史文化が蓄積され、現在に息づいている。赤穂は今なお「塩の国」なのである。
伊和都比売神社
赤穂御崎


2020年7月4日土曜日

荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~

荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
~北前船寄港地・船主集落~

北前船寄港地・船主集落・選定地域】
北海道(函館市、松前町、小樽市、石狩市)・青森県(鰺ヶ沢町、深浦町、野辺地町)・秋田県(秋田市、にかほ市、男鹿市、能代市、由利本荘市)・山形県(酒田市)・新潟県(新潟市、長岡市、佐渡市、上越市)・富山県(富山市、高岡市)・石川県(加賀市、輪島市、小松市)・福井県(敦賀市、南越前町、坂井市、小浜市)・京都府(宮津市)・大阪府(大阪市)・兵庫県(神戸市、高砂市、新温泉町、赤穂市、洲本市)・鳥取県(鳥取市)・島根県(浜田市)・岡山県(倉敷市)・広島県(尾道市、呉市)

【高砂市】
工楽松右衛門旧宅
高砂堀川遺跡
高砂神社・常夜灯
日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられます。そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っています。また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われています。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやみません。
文化庁HPから

【赤穂市坂越】
坂越の町並み
旧坂越浦会所
生島
坂越の船祭


2020年7月3日金曜日

1300年つづく日本の終活の旅 ~西国三十三所観音巡礼~

西国三十三所観音礼所一覧

第1番・青岸渡寺(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)、第2番・金剛宝寺(和歌山市)、第3番・粉河寺(紀の川市)、第4番・施福寺(和泉市)、第5番・葛井寺(藤井寺市)、第6番・南法華寺(奈良県高市郡高取町)、第7番・龍蓋寺(通称:岡寺 奈良県高市郡明日香村)、第8番・長谷寺(桜井市)、第9番・興福寺南円堂(奈良市)、第10番・三室戸寺(宇治市)、第11番・醍醐寺・上醍醐・准胝堂(京都市)、第12・番正法寺(大津市)、第13番・石山寺(大津市)、第14番・圓城寺(通称:三井寺 大津市)、第15番・観音寺(通称:今熊野観音寺 京都市)、第16番・清水寺(京都市)、第17番・六波羅密寺(京都市)、第18番・六角堂頂法寺(京都市)、第19・番革堂行願寺(京都市)、第20番・善峯寺(京都市)、第21番・穴太寺(亀岡市)、第22番・総持寺(茨木市)、第23番・勝尾寺(通称:弥勒寺 箕面市)、第24番・中山寺(宝塚市)、第25番・播州清水寺(加東市)、第26番・一乗寺(加西市)、第27番・圓教寺(姫路市)、第28番・成相寺(宮津市)、第29番・松尾寺(舞鶴市)、第30番・宝厳寺(長浜市)、第31番・長命寺(近江八幡市)、第32番・観音正寺(近江八幡市)、第33番・華厳寺(岐阜県揖斐郡揖斐川町)

1300年つづく日本の終活の旅
~西国三十三所観音巡礼~

第25番・御嶽山播州清水寺
第26番・法華山一乗寺
究極の終活とは、ただ死に向かって人生の整理をすることではない。人生を通して、いかに充実した心の生活を送れるかを考えることが、日本人にとっての究極の終活である。そして、それを達成できるのが西国三十三所観音巡礼である。日本人は海外の人から「COOL!」だと言われる。そのように評価されるのは、優しさ、心遣い、勤勉さといった日本人の本来の心であり、実はそれは日本人が親しんできた「観音さん」の教えそのものである。観音を巡り日本人本来の豊かな心で生きるきっかけとなる旅、それが西国三十三所観音巡礼なのだ。
第27番・書写山圓教寺


2020年7月2日木曜日

播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道 ~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍(わだち)~

播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道
資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍
神河町・市川町・福崎町・姫路市

生野鉱山
明延鉱山
兵庫県中央部の播但地域。そこに姫路・飾磨港から生野鉱山へと南北一直線に貫く道「銀の馬車道」があります。さらに明延鉱山、中瀬鉱山へと「鉱石の道」が続きます。わが国屈指の鉱山群をめざす全長73kmのこの道は、明治の面影を残す宿場町を経て鉱山まちへ、さらに歩を進めると各鉱山の静謐(せいひつ)とした坑道にたどり着きます。近代化の始発点にして、この道の終着点となる鉱山群へと向かう旅は、鉱山まちが放ついぶし銀の景観と生活の今昔に触れることができ、鉱物資源大国日本の記憶へといざないます。
中瀬鉱山
銀の馬車道終点・飾磨津


2020年7月1日水曜日

国選定・日本遺産とは

日本遺産とは

地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを認定し、国内外への魅力発信や地域活性化を図る日本の事業。タイプとしては、単一の市町村内でストーリーが完結する「地域型」と、複数の市町村にストーリーが展開する「ネットワーク型」の二つある。文化庁は2015年4月24日、40都府県から寄せられた83件の提案から、「近世日本の教育遺産群」(茨木・栃木・岡山・大分の4県)や「日本茶800年の歴史散歩」(京都府)、「琵琶湖とその水辺景観」(滋賀県)など、24府県の18件を第1回日本遺産に選定。文化庁は、2020年までに日本遺産を100件程度増やす予定。
文化庁HPから