2016年12月11日日曜日

生島と古い町並みが残る「坂越」を訪ねて 1

坂越について

7世紀半ば、奈良王朝から難をのがれてきた秦河勝(はたのかわかつ:古代の官人。聖徳太子の近臣)が漂着し、ここ生島に埋葬されたという伝説が残っています。坂越の町は、波静かな坂越湾に浮かぶ原生林「生島(いきしま)」とそれを取り囲む緑豊かな山々、山裾の広がる伝統的建造物群の古い町並みと坂越湾の美しい眺望が有名です。坂越は、千種川を往来していた高瀬舟「大道(だいどう)」と瀬戸内海の大型廻船とを結びつけた物流拠点として大いに栄えました。

木戸門

現在の高谷駐在所前あたり、その礎石2個が今も駐在所の敷地に残っています。いつ頃設置されたかは不明ですが、坂越浦の治安維持のため設置され、番人を配して罪人が出たときは門を閉じて検問を強化し、夜間には閉じて通行を遮断していたそうです。

坂越まち並み館

1997年、国土交通省・都市景観大賞に選ばれ景観形成地区に指定された坂越地区のメインストリート「大道」の真ん中にあります。この建物は、大正末期の旧奥藤銀行・坂越支店を補修整備し、1994年12月26日に資料館兼観光案内所として開館しました。周辺には、港町の情緒あふれる古い町並みが今も残っています。
<開館時間>
10時~16時
<休館日>
毎週火曜日

☎ 0791-48-7770
赤穂市坂越1446-2

妙道寺


坂越の古い町並み(坂越大道)

坂越大道は、千種川の高瀬舟・船着き場と瀬戸内海の廻船で賑わった坂越の港を結ぶ道のことです。

奥道家・奥道酒造郷土館

400年以上も続く坂越の奥藤酒造の資料館です。この建物は、西国大名の本陣にあてられた家屋で、築後300年の大規模な入母屋造りの建物です。酒造りのほか代々大庄屋・船手庄屋を務め、廻船業で財を築いた豪商だけに、館内には昔の酒造用具や廻船関係の資料・生活用具などが展示され、船内で使われた船七輪など珍しいモノが数多く展示されています。
<開館時間>
9時~17時
<休館日>
毎週日曜日・祝日
入館料:無料

☎ 0791-48-8005
赤穂市坂越1419-1

大道井

大道井は筒井とも呼ばれ、生島の船井、海雲寺の寺井とともに坂越の三井といわれた古い井戸のことです。この井戸は、坂越の人達の生活用水として大切にされ、坂越浦に寄港する舟や旅人の飲み水としても利用されていました。1935年(昭和10年)水道の基盤が完備すると、その役割を終えました。この石は大道井の井戸枠の一部で、今も道路の下に残っているそうです。

とうろん台復元

旧坂越浦会所前にあり、坂越沖を航行する船舶に海洋気象を知らせた「とうろん台」。県民交流広場に完成。

下記の地図で所在地をご確認ください。



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