2017年6月22日木曜日

酒見寺・久学寺と北条鉄道を訪ねて

加西市について

播磨平野中部に位置し、日本海側と瀬戸内海側を結ぶ交通の要として繁栄しました。また、西脇市と並ぶ播州織やブドウ・イチゴ・花・酒米・畳表(たたみおもて)の播州表(ばんしゅうおもて)などの産地として知られ、一乗寺や酒見寺(さがみでら)・玉丘古墳・兵庫県立フラワーセンターなど観光資源も豊富です。

河上山・久学寺

1645年(正保2年)播州赤穂へ国替えとなった常陸の国(茨城県)笠間の城主・浅野内匠頭(たくみのかみ)長直(ながなお)は、赤穂藩5万3千石の領地と飛地で石高(こくだか)の多い旧加西郡の北部(現加西市)8,920石の領地を見聞に訪れた際、河上山(かわかみさん)・久学寺(きゅうがくじ)に宿泊、住職に山林田畑12石を寄付され、浅野家の菩提寺として父・長重公と浅野家代々の弔祭(ちょうさい:死者の霊をとむらい、まつること)を依頼されました。菩提寺という関係から浅野内匠頭長矩(ながのり)公及び46士の戒名は、久学寺住職が贈ったという過去帳や大石内蔵助(花岳寺の維持、浅野家の弔祭依頼)と吉田忠左衛門(ちゅうざえもん)、大高源五(おおたかげんご)から先祖供養の依頼の手紙が保存されています。
加西市上芥田町982

五百羅漢

この五百羅漢(ごひゃくらかん)は、「いつ、誰が、何のために」作ったかもわからない。また、史実も、資料も、確かな言い伝えも、何一つとして存在しないそうです。
加西市北条町北条1293
北栄山羅漢寺

北條の宿

北条の宿(しゅく)は、1,200年以上前に建立された住吉神社・酒見寺(さがみじ)の門前町として栄えました。戦国時代・小谷城(現在の加西市北条町小谷)主・赤松氏が市(いち)を開いたことから、『田舎なれども北条は都、月に六斎市(ろくさいいち:月6回開かれた定期市のこと)が立つ』と詠われ、古くから山陽と山陰を結ぶ交通の要として栄えました。現在でも、住吉神社や酒見寺の周辺・旧街道沿いには贅(ぜい)を尽くした商家が建ち並び、県歴史的景観形成地区に指定されています。
加西市北条町の旧市街地

北条鉄道株式会社

北条鉄道株式会社は、旧国鉄の鉄道路線を運営するため、1984年(昭和59年)に設立された会社です。この会社は、加西市や兵庫県などが出資する第三セクター方式で設立され、粟生(あお)駅から北条駅まで13.6kmの鉄道のことです。北條鉄道の起点駅・粟生駅をスタート、網引(あびき)駅⇒田原駅⇒法華口駅⇒播磨下里(しもさと)駅⇒長(おさ)駅⇒播磨横田駅⇒北条町駅の8駅からなります。
加西市北条町北条28-2

下記の地図で所在地をご確認ください。



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