2017年12月19日火曜日

銀の馬車道と「神河町」の文化財を訪ねて

賽(さい)の神

(さい)の神・大岩は地元では「大岩さん」と親しまれています広さは8畳、高さは17m50cmの大岩です。岩の下部のくぼみに祠(ほこら)があり、賽の神様が祀られています。賽の神様は、村里の入口で外から襲う悪い悪霊を防ぐ「境の神様」で、旅行安全・縁結び・子授け・安産の神として信じられ、毎年7月17日に祭事が行われます。昭和初期まで行われていた「火祭りの行事(8月23日夕方)」は、岩の上でお祈りし松明(たいまつ)に火をつけ、子供達が「ジロベー、タロベー」と大きな声で叫びながら岩の上から投げていたそうです。


<定休日>
12月29日~1月1日
☎ 0790-32-1307
神河町根宇野1019-13

銀の馬車道交流館

「銀の馬車道」は、明治の初め生野と飾磨港の約49kmを結ぶ道として新しく作られ「生野鉱山寮馬車道」と呼ばれた馬車専用道路です。銀の馬車道交流館には、銀の馬車道・神河町の歴史や文化に関する資料を展示しています。また、地域の交流の場、まちづくりの活動拠点としても活用されています。
開館時間:10時~15時
定休日:毎週月・火曜日
☎ 0790-32-0737
神河町中村78

徹心寺

徹心寺(てっしんじ)は、1665年(寛文5年)福本藩主・池田政直が開基しました。政直は父・輝澄(池田輝政の四男)の法号「大雲印殿1関徹心大居士」から山号を「一関山」、寺号を「徹心寺」と名付けました。徹心寺本堂は、入母屋造り・茅葺き屋根の珍しい建物で、山門も一間薬医門(やくいもん)茅葺です。2007年(平成19年)兵庫県指定文化財に指定されました。福本藩は、1640年(寛永17年)の御家騒動で改易流罪となって鳥取に流された宍粟山崎藩主・松平輝澄の系譜で、嫡男・政直が罪を許され一万石で御家再興を遂げます。外様ながら家康公の血脈を継承する縁で松平姓を与えられました。墓所には、1663年(寛文3年)の立藩から明治四年の廃藩置県までの約210年間この地を預かり治めた代々藩主の石造五輪塔があります。2003年(平成15年)神河町指定文化財に指定されました。
神河町福本402

福本藩・池田家陣屋跡

福本藩・池田家は、1663年(寛文3年)池田政直から1870年(明治3年)八代藩主・徳潤(のります)の廃藩置県まで、206年間続きました。
福本藩は、小藩であったため陣屋形式で、現在の大歳神社全体が藩邸で社殿のところに藩主御殿がありました。月見燈篭が浮かぶこの庭園は、元禄年間に描かれた絵図画通り現存する庭園としては貴重なもので、庭園の様式は、池泉回遊式庭園です。2001年(平成13年)、神河町指定重要文化財に指定されました。
神河町福本

福本遺跡

1952年(昭和27年)年1月偶然に発見された一片の押型文様土器片は、播磨地方では最も古い初期の縄文時代の遺跡地といわれましたが、その後の発掘調査を経て旧石器時代の遺物出土が確認されたことで約一万三千年前の居住複合遺跡として評価されました。特に、七基の瓦窯跡の発掘と出土品から播磨国風土記の「はにおかの郷」波自加村の比定地と推定され、文書での記載が考古学によって検証された希少的価値の極めて高い遺跡地として、2009年(平成21年)兵庫県指定文化財に指定されました。
神河町福本

桜華園

桜華園は、240種3000本の桜が楽しめる、全国でも珍しい桜のミュージアムです。品種数が西日本一で、お彼岸から5月の連休まで色々な桜の花が楽しめます。
<開園時期>
320日~5月上旬
9時30分~16時30分
<入園料>
大人300円、小人100円
<駐車場>
乗用車300円
☎ 0790-32-2299
神河町東柏尾146

新野の水車

新野の水車は、1693年(元禄6年)以前から存在する揚水用として水を田畑へ汲み上げるための水車です。一番多いときには1.kmの間に18基の水車が稼動していましたが、近年では水車の利用が減少し3基を残すのみとなっていました。そこで、地域住民が集まり、村おこし・村の活性化を図るために水車の復活を決め、地域住民の力で8基の水車を復活させました。今では11基の水車が活躍し、昔ながらの田園風景が復活しています。
神河町新野

下記の地図で所在地をご確認ください。



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